顎関節症治療
当院が最も得意としている治療が、顎関節症の症状軽減と再発防止です。
口腔内の咬合の調整と、頚椎、首回りの筋肉、全身の姿勢の状態などを考慮して、独自の咬合検査、咬合調整、コールドレーザーによる痛みのコントロール、そしてYNSAによる筋肉の弛緩等で、ほとんど強い痛みは消え、口も開くようになります。
そして、今までの症状が軽くなり、快適な身体へと変化して行きます。(個人差はあります)
多くの方法を調べ、取り入れた結果から生み出されたアプローチにより、確実な結果が得られるようになりました。どうぞ、なんでもご相談ください。
*下記の治療は自費治療となります。
咬合検査:¥44,000
ゴシックアーチ検査追加:¥22,000
コールドレーザー1歯¥5,500
⇒YNSA(山元式頭鍼療法)について
⇒レーザー治療について
顎関節症とは?
顎関節症とは、顎関節部や咀嚼筋等の疼痛、間接音、開口障害ないし顎運動異常を主要症候とする慢性疾患群の総括的診断名であり、その病態には咀嚼筋障害、間接包・靭帯障害、間接円板障害、変形性関節症などが含まれます。
一般に、顎運動障害、顎関節痛や関節雑音が単独もしくは複数合併して発現します。(これを顎関節症の主要3症状と呼ぶ)
疼痛は主に顎運動時に生じます。 雑音には、ゴリゴリという低い音のcrepitusとカクンという弾撥音であるclickingとがあります。
その他にも、耳の痛み、耳閉感、難聴、めまい、眼精疲労といった眼や耳の症状、頭痛や首、肩のこり等のざまざまな症状、頭痛や首、肩のこり等のざまざまな症状を呈するとも言われています。
顎関節学会の分類
Ⅰ型
咀嚼筋障害を主徴候とする顎関節症で、その病理は筋スパズムと筋炎である。
顎関節に形態学的な異常はなく、主症状は筋痛である。
運動時痛と運動障害を生じることがある。
Ⅱ型
関節包、間接靭帯、間接円板の伸展や捻挫による免疫による病変を主徴候とする顎関節症である。
顎関節部の運動痛、圧縮が主症状で運動障害や関節雑音、筋痛を伴うこともある。
Ⅲ型
関節円板の転移や穿孔、繊維化を主徴候とする顎関節症である。
筋痛はなく、顎関節の疼痛は弱い。
関節雑音が特徴的である。間接円板の部位を伴うかによって、さらに2つに細分化される。
Ⅲ型a
復位性関節円板転位。
関節円板が復位するときにクリックと呼ばれる関節雑音が生じる。
Ⅲ型b
非復位性関節円板転位。
関節円板が復位せず、そのためクローズドロックを生じる。
Ⅳ型b
関節軟骨の破壊、下顎窩や下顎頭の骨吸収や変性・添加、関節円板や滑膜の変形などを主徴候とする顎関節症である。
臨床所見では、クレピタスと呼ばれる関節雑音が特徴的で、X線検査でも異常が認められるようになる。
Ⅴ型b
上記のⅠ~Ⅳのいずれにも分類されない顎関節症で、心身医学的要因などによって顎関節部に異常をきたしたものを含む。
顎関節とは?咀嚼に関連する筋肉について
咀嚼筋は、一般に、咬筋、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋の4種類が挙げられているが、開口運動に関わる筋として顎二腹筋、オトガイ舌骨筋、顎舌骨筋の3種類の筋が咀嚼筋に含まれることもある。
閉口筋:咬筋、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋
開口筋:顎二腹筋、オトガイ舌骨筋、顎舌骨筋、外側翼突筋下頭
しかし、咀嚼時には、舌により食渣を常に舌中央に集めるという動きもしており、舌に関わる筋肉も動員されていることを忘れてはならない。
顎関節症治療の流れ(一例)
YNSAにて、痛みの改善
1回目のYNSA:2014年10月30日
合谷診:左
左腕診:頚椎(+)腰椎(+)脳幹点(+)大脳点(+)
首診:左側 腰椎(+)脳(+)胆(+)
左側A点、脳幹点、大脳点、腰椎ポイント、脳神経11番、胆に刺鍼後、首診で左右差を比べると今度は右が痛く、硬さも感じた。
右の腕診:頚椎(+)A点2本刺鍼のち目のポイント左右刺鍼すると、とても目がスッキリしたと言われた。
コールドレーザーLumix2
Lumix2レーザーにより、顎関節周囲の筋肉が弛緩していることがわかる。
顎運動がスムーズにできることが、下顎と関連している筋肉に不必要な緊張が無いことを示している。
Lumix2レーザーは、最新歯周病治療の光殺菌にも対応できるようになった。
ゴシックアーチ描記法で咬合採得
下顎の動きと咬み合わせの変化